美食倶楽部グルメツアー(第1話)

 元旦のドンキーコングとの凄絶な戦い(?)から、数週間後の2011年1月中旬。
 無双祭さんと電話する機会があった際、2月の3連休で何かしらの企画を実施しようとの話になりました。
 具体的に、どんなことをしようかまた考えて連絡を取ろうと伝えたところで、通話を終えた僕は、何かやりたいことがないかと考えました。
 せっかくの3連休の初日ですから、何か大きめの派手な企画をやりたいものの、旅企画もこれといって行きたい場所もないばかりか、時期的に雪で行ける場所が制限されるので、その線はないかなと。
 では何をしたいかと考えたとき、思い出されたのが、昨年の夏に実行された美味い鰻を求めて、浜松まで行った企画である『これじゃ本当の美食倶楽部』でした。近年の企画の中で、単純に1番楽しかったからでしょうかね。
 ジョイトイもグルメ企画をまたやりたいなどと言っていたので、今回の企画は、グルメ路線でいこうと思いました。
ただどこそこの何がしを食べに行くのでは、あまりに芸がなさ過ぎると思った僕は、あまりない脳みそを回転させて、ブログの企画として対応できるグルメ企画を練り上げました。
 以下その企画のルールです。
 企画参加者が各自1つずつ、県内(雪対策です)の自分の食べたい物と、それのある地域を指定する。例えば、『ゲン希望 浜松 うなぎ』みたいな感じで。
 候補地が挙がったところで、くじ引き形式で、どこで何を食べるかを決定して、さらには、その周辺にある観光スポットで遊ぶというもの。
 ですから、各人の思考にもよりますが、再び浜松で鰻を食べることもあれば、御殿場高原ビールで泥酔することもあれば、下田で伊勢海老に舌鼓なんてこともあるわけです。
 ギャンブル性もあって面白いばかりか、誰かが強く何を食べたいと希望して、他がそれに付き合わされる形も防げるので、けっこういい案なんじゃないかと思いました。
 この案を提示したところ、ジョイトイ、無双祭さんに承諾を得ることができました。
 さらには、歴史企画ではないので、他のメンバーにも声を掛けたところ、最近仕事の都合で静岡を離れてしまったホリコの参戦が決定。
 こうして僕らは2月11日(金)、どこへ行くとも知れぬ美食の旅に出ることになったのでした。珍しく、いつもの3人組以外の企画になるので、ご期待下さい。 (つづく)