2009-01-01から1年間の記事一覧

発狂! パワフル信濃旅2! (第5話)

*今回で2009年最後の更新となります。今年も1年間応援ありがとうございました。 来年は1月10日くらいからの更新を予定しておりますので、ご承知おきの程をお願いしま す。 ではよいお年を。 長野駅構内に無数に掲げられたノボリとポスター。そこに…

発狂! パワフル信濃旅2! (第4話)

海津城址は、駐車場から農道を進んだ先にありました。これがまた牧歌的と言おうか何と言いましょうか、のんびりしたところだったのです。城の外堀には『農薬を捨てるな』なんて、看板が立てられている始末ですしね。 その光景を目にした僕が思わず呟きます。…

発狂! パワフル信濃旅2! (第3話)

もの凄い勢いで、土産物を買う僕ら……というか僕(笑)。 前田慶次Tシャツを皮切りに(上杉家の毘Tシャツは以前に日帰りで新潟に行ったときに、風林火山Tシャツは甲府に行ったときに買ってしまったので、今回はまだ家にないこの品を買った次第です。しかし…

発狂! パワフル信濃旅2! (第2話)

川中島古戦場は、戦国期でも有名な川中島の戦い(武田信玄VS上杉謙信)が行われた場所で、現在では史跡および土産物屋、食堂、さらには博物館、公園などがある観光スポットとなっています。 駐車場に車を置いた僕らは、もう昼食を取るいい時間になっていた…

発狂! パワフル信濃旅2! (第1話)

GWの信濃興行で、まさかの大ダメージを受けた僕と無双祭さん。 みなさんは、鉄棒から落ちた体操選手に手当てを行う前に、1度無理やり鉄棒を握らせてから手当てを行う……みたいな話を聞いたことがありますか? それというのは、このときそうしておかないと…

発狂! パワフル信濃旅! (最終話)

諏訪方面に向かって、ひたすら車を走らせた結果、僕らは午後4時半、ようやく諏訪湖に到着しました。 せっかく来たので、諏訪湖の湖岸に2人で立ってみたのですが、やはり男2人だけに、寂しい気持ち以外の何物も生まれません。さらには、魚の腐乱死体があっ…

発狂! パワフル信濃旅! (第6話)

蕎麦屋を探しながら、飯田市を北上する僕ら。 すると、しばらく進んだところで、街道から少し入ったところに蕎麦屋がある旨の看板を発見。さっそく向かってみるも、既に『準備中』の看板が掛けられていました。いわゆる午後2時のボーダーラインにやられたわ…

発狂! パワフル信濃旅! (第5話)

蕎麦屋が見つからない!? 不安に駆られながらも、商店街にやって来た僕らを待ち構えていたのは、無数のラーメン屋と居酒屋。残念ながら、蕎麦屋は1軒も見つかりません。 「おい、無双祭さん! こりゃいったいどういうことだい!? 信州そばが名物のはずの…

発狂! パワフル信濃旅! (第4話)

降りしきる土砂降りの雨。狭くてグネグネする道。倒れた無双祭さん。 僕の心が折れるには、十分過ぎる事象が重なりました。 しかし、心が折れたところで、泣こうが、叫ぼうが、この事態を打開するには、この道を進むか、今来た道を引き返すか、死んで(ちょ…

発狂! パワフル信濃旅! (第3話)

平成21年5月5日。 僕は朝の8時に家を出発。無双祭さんの家に向かいました。まぁ、このぐらいに静岡を出れば、昼ぐらいに長野に着いて、名物の信州蕎麦を頂くのに、ちょうど良い時間になっているだろうとの計算からです。 無双祭さんと合流後、僕らはバ…

発狂! パワフル信濃旅! (第2話)

キクチ、NOVさん、クロさん、トシさん、ホリコ。まさかの多数会員の企画不参加発言。 しかし、僕に焦りはありませんでした。なにせ脅威の企画参加率を誇り、美食倶楽部で1番おもしろいと言われる男が、まだ残っているからです。 その男とは、もちろんこ…

発狂! パワフル信濃旅! (第1話)

* 今回の企画は、ある意味では大変に狂気染みた企画です。心臓の弱い方、子供、老人、妊婦の方などは、決してご覧にならないで下さい。 平成21年5月2日。『鉄腕Bダッシュ』の全日程を終え、勝敗を決した僕らは、普通に夕食会を楽しみながら、今後の企…

鉄腕Bダッシュ! (最終話)

全てが終わったと思いきや、不意にジョイトイが、 「茶ップリン、俺が自腹で買ったから持って帰るよ」 と、言うや否や、自分のバッグに、『茶ップリン』を取り込もうとするではありませんかッ! 余りの衝撃に、いったいどんなリアクションを取っていいか分か…

鉄腕Bダッシュ! (第8話)

続く2回戦。僕ら西軍が『茶ップリン』を提出したのに対し、東軍は『松〇邦洋 加重ピロピロドリンク』なるものを提出! これは只でさえ東軍の方が、おもしろいわけですが、この当時はその方が東京マラソンを走っている最中、心臓麻痺を起こされ、三途の川を…

鉄腕Bダッシュ! (第7話)

静岡某所の待ち合わせ場所に僕らが着いたときから、時をほぼ同じくして東軍メンバーも舞い戻って着ました。さらには夕食会(審判の場)からの参戦となるクロさん、トシさんも合流し、僕らは1遊びしたのち、夕食会の行われるお店へと向かいました。 予約も何…

鉄腕Bダッシュ! (第6話)

掛川花鳥園にやって来た僕らは、さっそく入場料を支払い、園内へと進みます。 もちろん土産物だけ買って帰るのは、料金がもったいないので、一回り見学することにしました。 花鳥園というだけに、施設内は熱帯を模した植物で彩られ、そこを無数の色鮮やかな…

鉄腕Bダッシュ! (第5話)

田舎道を進むこと数十分。僕らは掛川へとやって来ました。 掛川城のあたりが、街で1番の観光地名所(あくまで僕らの想像ですが)だけに、ここなら土産物屋があるだろうと、最寄りと思われる駐車場に車を停め、僕らは城方面へと繰り出しました。 僕らの行っ…

鉄腕Bダッシュ! (第4話)

バイパスを下りて、R150を目指して焼津の街を南進する僕ら。しばらく進むと左右に飲食店が多数ある界隈に入りました。 渋滞のせいで、既に昼食時が過ぎつつあり、すっかり腹を減らした僕らは、ここで昼食をとるとの意見で一致しました。しかし、休日のせ…

鉄腕Bダッシュ! (第3話)

GW初日の洗礼を受け、超が付くほどの過激な渋滞に巻き込まれた僕らは、休憩を兼ねて市内の『道の駅 宇津ノ谷峠』に到着します。 所詮、市内だから目ぼしいものはないだろうと、高をくくりながらも、一応土産コーナーを覗いてみると、そこには面白味のラム…

鉄腕Bダッシュ! (第2話)

平成21年5月2日、午前10時。美食倶楽部の会員達は、K大の駐車場に集合しました。以下、この日のメンバーと、各人の所属チームおよび役割です。 ゲン(西軍・運転手) キクチ(東軍・運転手) NOV(東軍・軍師) ジョイトイ(西軍・総大将) ホリコ…

鉄腕Bダッシュ! (第1話)

4月下旬のこと。私は頭を悩ませていた。 美食倶楽部の会員達に、2009年のGW初日となる5月2日に召集をかけたものの、何をしていいものか、いつまで経っても一向に思いつかなかったからである。 最近、旅企画ばっかりだから、そろそろ違う企画をやら…

名古屋リベンジ(最終話)

よくよく考えれば当然なのですが、ジョイトイがいる企画で、僕がトリを飾れるわけがないんですよね。ったく、いつになったら、ジョイトイを越えられるんですかいのぅ。ヤツの壁は高いですよ。 あ、そうそう。今回の文章が通常より少ないのは、もともと1回の…

名古屋リベンジ(第7話)

ゲンの最後の秘策、いよいよ発表です。 「よし、今から3人でサンシャイン栄の観覧車に乗るぞ」 ジョイトイとケンダマンが嫌な顔をしたのは言うまでもありません。2人の顔には、はっきりと書いてありました。正気か、と。 ジョイトイが諌めるような口調で言…

名古屋リベンジ(第6話)

テレビ塔の頂上からは、名古屋市街が一望できるのですが、男3人で登っちまったせいか、はたまた鉄格子が回りを囲っていたせいかは知りませんが、とりあえずあんまりキレイに思えなかった(そこかしこでカップルが、キレイだの何だのと騒いでいたせいもあっ…

名古屋リベンジ(第5話)

僕が燃え尽きた理由は、大敗が理由ではありません。 『当たる → 連チャンを期待する → あまり連チャンしない』これが繰り返された挙句、精神的にも疲労が溜まった上に、2千円負けといった箸にも棒にもかからない結果に終わった為です。 もうホント、読み物…

名古屋リベンジ(第4話)

この日の戦場は、サンシャイン栄。 ケンダマンと共に、そちらに向かって行くと、何やら人だかりができています。ちょうど信号待ちになったので、何かと思って覗いてみると、ステージが造られており、小中学生ぐらいと思われる女の子が歌って踊っています。 …

名古屋リベンジ(第3話)

因縁の店。それは1年前の名古屋興行の際、所詮チェーン店と高をくくっていったら、信じられないぐらいの行列ができており、とうとう入れなかった『やば豚』でございます。知らない人のために、ひとつ注釈を加えておくと、名古屋で味噌カツと言えば、まずこ…

名古屋リベンジ(第2話)

朝8時。ケンダマンがマイカーで僕の自宅に到着。僕の車を駐車場から出して、代わりに彼の車を駐車し、僕の車に2人乗ったところで、ジョイトイ宅に出発。 こんなしち面倒くさい方法を取ったのは、ケンダマン宅が僕の家より東にあり、西に向かう本日、彼の家…

名古屋リベンジ(第1話)

読者の皆さんは覚えていますか? 昨年の春、ゲン、NOV、ホリコ、無双祭、4人の戦士が、名古屋に食い倒れの旅に出て、どちらかと言えば行き倒れになりそうになった旅の話を。 さらに覚えていますか? その道中、栄の街に入る直前、ゲンが、俺をここで車か…

風林火山特別篇(最終話)

大通りに出たところで、ジョイトイが僕に呟きます。 「だから俺が言っただろう。こっちにも土産物屋があるだろうから、甲斐善光寺で買い過ぎるなって」 「うるさい。前にキクチやNOVさんと武田神社に来たときには、けっこうな夜で、あの店が閉まっていて…