原付の旅① 清水〜甲府220キロ (第3話)

 2日〜3日に1度更新の予定が、なんか毎日更新してますね。阪神の藤川よりもよく働く男、ゲン。感心、感心(自画自賛ですみません)。
 さてさて、ここで1つお知らせがございます。1つ前の内容が、前半と後半とまったく異なる話が書かれており、よくわからないとの声を(直に)多々頂きました。謝罪と共に説明させて頂きましょう。当面、僕のブログは、最初に小話(近況報告)を掲載したのち、本編を書いていきます。ご理解くださいませ。
「そういう決まり事は、最初に述べよ!」
 と、ご立腹のみなさま、ひらにご容赦を。
 今日はプライベートで何もおもしろいことがなかったんで、さっそく原付の旅の第3話にいきましょう。


 山梨に突入し気分高揚! しかし、景色はそのまま……ということで、すぐに元通りのテンションに。ただ僕は、ずっと山を切り開いたような道をひた走るのが52号線だと思っていたのですが、そうでもないんですね。途中、富士川と合流した辺りから、景色が一変しました。出発前に頭で漠然と描いていたカントリーロードのイメージに近い光景だったので、この辺りが走っていて1番楽しかったです(言い換えればここが既にピークだったわけですが……)。
 そうこうしている間に、最初に目的地と決めていた身延山に到着。僕はてっきり寺しかないと思っていたんですが、実際のところは、でかい門をくぐった中に、街があり、さらに寺がある造り。こういう造りをなんて言うか、すっかり忘れました(日本史で習ったはず)が、物珍しくて新鮮味があり良かったです。
 寺院の見学も考えましたが、ジャージでうろつくのも嫌ですし、駐輪場も見つからなかったので、超高性能カメラ「写るんです」で寺院の写真を撮ったところで下山しました。
 下山したところで、僕は考えました。このまま清水に帰るべきか、はたまた甲府まで足を伸ばすべきか? 実はこのとき、52号線をどこまで北上したところで引き返すのかを、まだ決めていなかったのです。
 少し考えたあとで、僕は決断しました。
 甲府に行く! 
 甲府駅前にあるという武田信玄像が見たいのと、笑い話のネタにするには、ここから甲府にいった方が絶対にオイシイと本能で察したからです。
 午後3時半、身延山から甲府を目指し、(男前星人を乗せて)ホンダトゥディ発進!
 (つづく)