男レース 三島〜清水60キロ (第7話)

 ゲンです……。静岡大道芸ワールドカップの初日、俺も職場の方の結婚式で、大道芸をやってきました(笑)。
 今日は、そのとき僕がやったネタを公開して、小ネタに替えさせていただきましょう(小ネタがなかったんじゃねぇのとか思わないように。図星だから)!


 ゲンです……(ホントは実名でやりました)

1、ゲンです。中央線の車内で、ホモに追い掛け回されたことがあります。

2、 ゲンです。金を渡さないと、妹が話をしてくれません。

3、 ゲンです。「すみません」「すみません」寝言でも俺は、謝っていたそうです。せめて夢ぐらい、いい夢を見させて下さい。

4、 ゲンです。友達の母親に、清水〜三島まで、自転車で走らされたことがあります。

5、 ゲンです。地方に下宿していた妹が、家に戻ってくることが決まった途端、親父が自動車保険の30歳未満不担保特約を解除しました。俺の待遇が悪すぎます。

6、 ゲンです。柔道の試合中、奇声をあげて、反則をもらったことがあります。

7、 ゲンです。親がラスベガスに旅行に行くというので、餞別を渡しました。みやげは海老名インターで買ったシューマイでした。せめてアメリカのものを下さい。

8、 ゲンです。自分の臭いが大好きです。ゲンです、ゲンです、ゲンです……。


 もうお分かりですね? そう、ヒロシをパクリました。ホント、パクってばかりですみません。さて、気になる会場の反応は……みなさんのご想像にお任せしますよ(笑)。最後にサクラで笑ってくださった職場の方々に厚く御礼申し上げて、この話を締めたいと思います。
 続きまして、いつまで経っても一向に走り出す様子のない(致命的)男レースです!


 駅を出発した僕らは、最寄りのコンビニに立ち寄りました。最後の買い物をするためです。そこで僕は、鼻紙とユンケルを購入。しつこいようですが、井川のマイナスイオンにやられた風邪が、この日まだ治りきっていなかったのです。よくやるなぁ俺、と思いつつ、外でユンケルを一気したのち、僕らは、自転車を置かせてもらっているジョイトイの空手道場に向かいました。
 道場の前についたところで開会式(笑)です。ええ、本当にやってやりましたとも。開会宣言(ジョイトイ)、君が代斉唱(ゲン)、大会委員長挨拶(ゲン)、競技中の注意事項説明(ゲン)、祝電紹介(ゲン)、準備体操(ゲン)、閉会の挨拶(ジョイトイ)の順で行いました。……冷静に書き出してみると、ほとんど僕が、1人で喋っていただけですね。エヘへヘ。
 開会式が終了したところで、いよいよ競技開始です。さて、注目の先発ですが、オイシイところをもっていかれると、機嫌が悪くなる困ったちゃんの僕が、じっとしているわけがありません。男らしく豪快にジャージを脱ぎ捨てます。
「最初(ハナ)は、俺が切らせてもらうぜ」
「げ、ゲン−ッ!」
 ジョイトイもお決まりの『魁!男塾』コントに付き合ってくれたところで、走者ゲン、自転車ジョイトイの布陣で、午前9時15分、第1区間である三島〜沼津間の、そして男レースの火蓋は切って落とされたのです!
 ゲン、168センチ78キロ。ジョイトイ、156センチ72キロ。明らかに長距離走に向かない格闘家仕様体型の2人、合計体重150キロが、無謀にも三島〜清水60キロに挑む!
2人は完走できたのか!? はたまた東海道の露と消えたのか!? ズルして電車に乗ったのか(エッ?)!? いよいよ(ようやく?)次回より本戦に突入です! (つづく)