男レース 三島〜清水60キロ (第13話)

 どうも、口の外に口内炎ができた者です。
 相変わらず、金曜の夜に街で痛飲 → 翌朝、酒の臭いをプンプンさせながら、中学生に柔道を教えに → そばやでロンリー昼食 → パチンコで敗北 → 昼寝 と……ダメダメ人生夢一路ですわ。誰か、プリーズ、レスキュー、ミー。

 そんな僕から重大発表!! ……はい、顔をしかめないで下さい。
 次回の旅に、僕と一緒に行ってくれる方を大募集します! 年齢、性別は問いません。但し、僕の言う旅とは、達成感のある旅なので、それだけはご承知おき下さい(笑)。
 2〜3人、集まってくれると嬉しいな。参加してもいいっていう、奇特な方々をお待ちしておりますよ。コメントか携帯に連絡下さい。
 日程やプランは未定なので、相談して決めましょう。大丈夫、交代で60キロ走れとは言わないから。
 さて、続いて60キロ走ったお話です。


 富士川〜新蒲原間。サード・ランで(誰かさんのチョンボのせいで)炎天下の中、1時間45分走らされたジョイトイのコンディションが心配されましたが、彼は再び走り出してくれました。だいぶペースこそ落ちたものの、新蒲原まで完走です。……なに? ジョイトイの走っている間の記述が極端に少ないって? ……だって彼が走っている間は、俺、苦しくないんだもん。強いて言えば尻が痛いだけで(苦笑)。彼がどんな苦しかろうと、俺には痛みや苦しみは伝わってこないから、自然と文章量も減るってもんです(←腕の悪いもの書きだこと)。あしからず。
 新蒲原駅には公衆水道があったので、
「やった、ジュースを買わなくて済むじゃん!」
 と、2人で喜び勇んで蛇口を捻ってはみたものの、見事なぬるま湯っぷりに、渋々ジュースを購入する破目に。やい、JR! 三島から走ってきたランナーに、あんな生暖かい水を出すなんて失礼だぞ! ……ああ、わかってる。クソ暑い日にバカな企画やってる俺達の方が悪いってことは。
 気を取り直して、僕がフィフス・ランに入ります。新蒲原〜蒲原は、いわゆるラッキー区間だったので、走った時間こそ30分そこそこでしたが、暑さと疲労できつかったです。毎度の感想で申し訳ない! でもほとんど会話も何もないから、他に書くことがないんだよ(←ブログとして致命的)。それでも何か書くならば、この辺から、ポカリやらアクエリアスといった清涼飲料水を、体が受け付けなくなったことぐらいかなぁ(口の中が、ゲロを吐いた後みたいになるんです)。以後、お茶しかNGになりました。今後、日に5時間以上のマラソンを計画しておられる方(←いねぇよ)、半日走ったあとの清涼飲料水には要注意ですぞ。
 3時15分、僕らは蒲原に到着しました。三島駅でのオモシロポーズ拒絶により、写真の被写体永久追放を命ぜられたジョイトイでしたが、激走の写真が1枚も残らないのは可哀相なので、1枚だけとってやることに。ホント、ゲン様の優しさは海よりも深いで。
 フン、またつまらぬポーズをとる小僧だわ。などと思いつつ、シャッターを押します。カシャ。このとき僕は知りませんでした。貴重な彼の写真が、日光が入り込んでピンぼけ写真になってしまったことに……。相変わらず、超常現象的な確率で、オモシロ奇跡を起こす男ですよ、彼は。……僕の写真の腕は悪くないよ。たぶん。
 ジョイトイが、フィフス・ランに入ったところで、次回に続きます。今回はいいペース(富士川〜蒲原)で進んだなァ。天晴れ。 (つづく)