弾丸日帰り列島縦断ツアー 清水〜糸魚川700キロ (第9話)

gen-19812005-12-23

 早いもので、今年もあと10日を切りました。
 ほんでもって、これまた早いもので、新潟の旅も、今日を含めて残り4回の更新で最終回を迎えます。
 正直、やばいです。ネタがやばいです。なぜって? それは新潟の旅以後は、このブログに対応しているような旅に出ていないから。だって、静岡以外のとこって雪が降んだもん。おいそれとは行けねぇよ。
 まさか皆様、このクソ寒い中、僕に原付でどっか行って来いとは言いませんよね(笑)。
 さーて、どうするべきかと僕が悩む間に、みなさまには新潟の旅の続きをみていただきましょう。


 地図を見ながら、春日山城跡に向かっていた僕らの目に飛び込んで来たのは、だだっ広い草むらでした。
 まさかここが春日山城跡ッ!? みんな顔の顔が引きつります。
 HGに続いて、こりゃ裸にでもなって、草むらに突撃しなけりゃ、オチがつかねぇかなと覚悟を決めていると、ありました、ありました。車で少し進んだところに、正式な春日山城が。良かった。全員、心底ホッとした顔をしておりました。
 車を停めて外に出たところで、近くにあった春日山城跡の全体地図が描かれた看板に目をやります。どうやら、ひとつの山の各所に様々な建築物があるみたいです。いわゆる山城ですね。
「山頂まで行くのか?」
 相当な距離に、ジョイトイが顔をしかめます。
「せっかくだから行こうよ」
 強行を望んだのは、意外にも僕ではなくホリコでした。まぁ、彼が決断しなくとも、僕が無理やり行かせていたけどね(←鬼畜)。
 まずは社に到着。賽銭を投げ込むと、僕が願い事を高らかに述べます。
「来年こそ、嫁がもらえますようにッ!」
 ……生涯独身だった上杉謙信に頼むことじゃないですね。
 気を取り直して、僕らは山道を進みます。道中、色々と建造物あったのですが、上り坂がエラくて、ほとんど何も覚えていません。いつものことです。
 そして、とうとう僕らは山頂にたどり着きました。
 今回の写真は、山頂から撮影した上越市街の写真です。たまにはキレイな風景画でも見て、心を癒して下さいませ。ザ・癒し系ブログッ!
 景色を堪能した僕らは下山を開始します。
 その途中、とうとう悲劇は起きたのです。 (つづく)