Bー1クライマックス どうして忘年会で血が流れるんだ (第6話)

gen-19812006-01-17

 1月8日に伊豆を旅してきたのですが、明日から1泊でまた伊豆にいくことになりました。このペースで伊豆に行くと、年で36回いけるなどと思った次第です。うん、まぁいく気はないけど。
 話は変わりますが、今日、うちのおかんがあまりに人に尻を向けるポーズをとるので、うざってぇなと思い、とりあえず挨拶代わりのカンチョーを試みたところ、
「ミギャァァァァッ!」
 と、断末魔の悲鳴をあげた後で、
「あんた、痔のアタシになにしくさってくれんのじゃい!」
 と、マジギレされました。ここぞとばかりに、
「○○さん、キレたんですか?」
 と、ふってみると、
「うん」
 とのこと。
 ショックッ! 僕の発明した、『キレてる人に、キレてるんですか、と聞くと、反射的に、キレてないすよ、と応えてしまい、何となく許される法則』が否定されたのです! この法則が肯定されれば、世界平和につながり(例:某偉大なる将軍様が、核廃止条約に反し、どこやらに核ミサイルを打ってしまい、米国大統領が戦争に踏み切る決断をする瞬間などに使用すれば、戦争が防げる……核ミサイルが発射された時点で、既に平和じゃないという突っ込み厳禁!)、僕はノーベル平和賞をいただき、余生を楽しくパチンコ屋で過ごせたのにね。無念だ。
 ……久々のロング小ネタですが、後半がつまらねぇな。
 まぁ、気にせずに、本篇をどうぞ! 今日から笑える画像が目白おしッ(のはず)!



「いや、ホント、もう俺、最低です! どうにでもして下さい!」
 平謝りのキクチでしたが、僕が3ヵ月前から練った企画を完全に置き去りにして、暴走した罪は、そうそう許されるものではありません。
「あれ、なんで俺、コーヒー買ったんだっけ?」
「やや、ゲン様。もちろん、私めが、お代はおもち致します」
「おめぇさ、玉、投げたあと、床に這いつくばれよ。他のレーンの人が、気付くぐらいの時間さ」
「かしこましりました(今日の写真は、そのときのもの。お約束のボケで、彼は同じポーズを3回やらされることに)」
「(あるある探検隊のリズムで)好きな女を間違える」
 やりたい放題の僕に、いささかキクチの堪忍袋の緒が切れかかった頃、1ゲーム目が終了しました。全体的に好調な滑り出しを喫した前半でしたが、キクチの女の尻おっかけ事件でペースを乱された僕ら(キクチ本人含む)の後半の成績は、散々たるもので、NOVさん124、ゲン96、キクチ70とふるわぬ結果に。但し、キクチの恋物語に、1人我関せずの態度を決め込んだジョイトイだけは、本人の自己ベスト164をちゃっかり出しておりました。集中力を賞賛すべきなのか、友情の希薄さを嘆くべきなのか……答えは、彼がいつか自分自身で見つけることでしょう(いつになく哲学的!)。
 なにはともあれ、ジョイトイとNOVさんがキャプテンに決定し、ジャンケンをした結果、NOV&ゲン(フィーリングッズ)、ジョイトイ&キクチ(チームペレストロイカ)のチームで、2ゲームを行うことが決しました。
 2ゲーム目に移った途端、1ゲーム目とは打って変わり、緊迫した空気が、僕達を包みます。前半戦は、一進一退の攻防が続きましたが、後半、ジョイトイがキクチの負債を埋める奮闘ができない一方で、地味ながらも順調に得点を伸ばしたNOVさん、僕チームが差を広げ、ついには勝利を収めたのでした。途中、NOVさんが負傷するアクシデントもありました(腕と脇腹を痛める)が、今にして思えば、ちょうどいいハンデでしたな(その後、お元気ですか?)。
 こうして、NOV、ゲン、ジョイトイ、キクチの順で、被写体になる可能性が高くなることが決定したところで、僕らはボウリング場を去り、運命のくじ引きを実行することにしたのです。(つづく)