Bー1クライマックス どうして忘年会で血が流れるんだ (第12話)

gen-19812006-01-29

 以前から何度となく書いてはいるのですが、職場管轄内の中学校に請われて、柔道を教えに行っております。
 さすがに現役ではないので、もう基本運動(いわゆるしぼりだのエビだの)はやらなくていいわけで、その間、優越感に浸りながら偉そうに腕なんか組んじゃって見学している(←やってる中学生からすると極めてヤな奴)のですが、そこに大きな落とし穴が……。
 体が暖まらないんです! そして、そのまま投げられなければいけない稽古に参加するわけですね。寒い柔道場、氷のように凍てついた畳。そこに冷え切った体のまま、僕は容赦なく叩きつけられるわけで……。
「イッタァーイッッ!」
 思わず甲高い裏声で悲鳴をあげてしまいそうになるほど強烈です。
 それでも半笑いで立ち上がらねばならない。いやぁ、M冥利につきますな。
 まぁなんじゃなかんじゃ言いましたが、行住坐臥いつでも戦闘にそなえるべく、一切の準備運動なしで、マラソンとかをする僕(危険なので絶対にマネしないで下さい)なので、いいっちゃいいんですけど、とにかく痛いんだ。
 オチがつかぬまま、本編へ!



 市内某所の人気のない公園にやって来た僕らは、ここで最後の撮影を行うことにしました。まずは恥ずかしいキクチのオシッコシャーポーズ。
「とりあえずパンツ1枚になれ!」
 僕の指示に従い、彼は寒空の下、パンツ1枚になります。
「寒い、早くしろ」
「うっせぇな。ちったぁ我慢しろ」
 こうして、僕がデジカメをスタンバっているときのこと。
 ジョロロロロ……。
 北風に混じって、なにやら放尿している音が。
 振り向くと、オシッコポーズどころか、草むらに向かって、実際に放尿している彼の姿が! 撮影用のため、馬のマスクをしている彼が放尿する姿に、一同大爆笑でございました。写真は、そのときの衝撃映像でございます。お化けトンネルとは違った意味で、変なものは写ってないよね?
 頑張ったな、キクチ! ……俺以上にオイシイところをもっていきやがって(怒)。
 笑い半分、ジェラシー半分、文章量も不十分のまま、次回に続きます。写真が多い関係で、1話が短い(当社比2分の1)ときが多くてごめんね。それでもって、汚らしいネタでごめんなさい。 (つづく)