原付の旅③ 清水〜伊良湖岬380キロ (第9話)

gen-19812006-03-24

 今日は何だか疲れきってしまったので…。さっそく本編をご覧下さい。
 伊良湖岬で暴走しても、ワシはカッコイイよ。



 伊良湖岬に到着した僕は、暗中散策を開始します。とりあえずは、灯台を見ないことには話にならないと思い、灯台を目指すことに。
 すると灯台へと続く道は、関係車両以外、立ち入り禁止とのこと。1度は原付を降りたものの……真っ暗な道を1人で歩いて行く気にはとてもなれぬわ! だって寂しいじゃないか!
 どうしても原付を諦めきれない僕は、自分自身に言い聞かせます。
 清水から遥々原付で来た以上、俺ほど、この灯台に関係している者もおるまいよ(屁理屈)。
 ……ブッ込んで行くんでよろしくッ!
 関係車両以外、立ち入り禁止の道をせいせい原付で走り、僕は灯台を目指しました。……だって寂しかったんだもの。許してよ。
 こうして道を進んだ僕でしたが、灯台を見ることもないまま、行き止まりにぶち当たりました。どういうこった?
 分岐点を見過ごしたのかと思いつつも、どん詰まりにも万葉の歌碑なるものがあったので、写真をパシャリ。……うん、撮るには撮ったものの、どんなにありがたいものかは理解してないぞっと(笑)。いつものこんだ。
 それにしても原付のライトを照明代わりに利用した上で、デジカメで撮影するなんて、僕の撮影技術は、ホント日進月歩(本当にそうならば、昼の間に到着しているはず)していますよ。
 自画自賛したところで、注意をこらしながら再び来た道を戻ると、ありました、ありました、海岸線に下りる階段が。……さすがに原付で行くのは、ジャッキー・チェンの映画ではないので断念し、原付から降りて徒歩で行く事に。そして長い下り階段を下りた先に、とうとう伊良湖岬灯台を発見ッ! でも原付がないと、照明がない関係で、真っ暗な写真しか撮れないッ! 無念だッ! というわけで、写真は万葉歌碑です。
 原付のところまで戻った僕は、続いて土産物屋を目指します。
 職場の方々に、
伊良湖岬に行ったら、大ハマグリを食べて来ると良い」
 と教えられたからには、ぜひとも喰らわねばならんッ!
 さぁ、レッツ大ハマグリ! (つづく)