素誤露苦 (第2話)

 あーあ、女子高教師になりてぇな……あ、どうも、朝のテンションがメチャクチャ低い者です。……また銭金ネタをやっちゃいました。どうも、すみません。
 最近、とっても平和な毎日を過ごしています。しかし、これといってやることもないので、けっこう暇です。なにかオモシロイことを見つけなければ……。
 また夏に向けた企画でも考えないといけませんな、こりゃ。
 さぁ、本編です。


 
 ゲン、キクチ、NOV、ジョイトイ、ホリコ、トシ、無双祭、そしてダミアンと揃った(登場人物、多ッ!)ところで、我々は競技の説明を兼ねた昼食に向かいました。
 いや、前回の登場人物紹介では、事細かに書けなかったのですが、ダミアンが工事用の置物(オレンジと黒のやつ)に登って、警備員に無線で仲間を呼ばれる(本人曰く)は、トシが歩道へ完全に車で乗り上げて登場するなど、ハナッから、キナ臭い香りがプンプンしてましたよ(これ、書いてるだけで、ゾクゾクしてきますもん)。
 なにはともあれ、近くのファミレスへ。ええ、近くというわりには、10分以上歩かせてしまい、競技参加者の皆様、誠に申し訳ございませんでした。僕の仕切りの悪さはご存知のとおりのこと。堪忍なせぇ。
 ファミレスに向かう最中、キクチが僕にこっそり言いました。
「会長、俺たち、いつまでこんな企画をやらねばならんのですか?」
「俺が42歳になるまで」
 会長の言葉は絶対です。よって、42歳まではバカなことをし続けます。美食倶楽部ファンの皆さんは、さぞかし胸を撫で下ろしたことでしょう。いやいや、いいことをすると気持ちがいいものですな。
 ドン引きのキクチを尻目に、我々はファミレスへと到着しました。
「おう、8人だ!」
 すぐに店員が、机を並び合わせて、8人用のテーブルを作ります。そこで8人の男達が、黙々と食事を勧める姿はなかなか圧巻でしたぞ。
 説明も食事も終えた僕らは、ジョイトイが便所に立った隙に、会計を済ませて、彼を巻くことに。
 やってることが小学生レベル!? なんとでも言うがいいさ! 美食倶楽部は別名、ジョイトイ陥れ倶楽部なのだから(え、俺が勝手に決めただけ?)!
 そして会計を済ませていると、ジョイトイは便所から出てきてしまいました。ちっ、本当に空気が読めねぇ男ですヨ。
 こうして奇しくも平和な昼食を終えた僕らは、会場に戻りました。
 いよいよ、素誤露苦開始!