素誤露苦 (第8話)
相撲が終わって寂しい毎日ですが、プロ野球の交流戦が熱いので、まぁいいかなって感じの日々ですね。しかし、素誤露苦も交流戦に負けず熱いので、どうぞ! って、ちょっと今日の導入、上手くないですか?
って、試験があるのに、こんな素誤露苦なんて、書いてる場合じゃねぇんだよォ(苦笑)。もしかすると、来週から再来週にかけて、更新をさぼりまくるかもしれないけど、そのときは許してね!
凄惨を極めたブリッジを終え、再び僕チームの投擲となりました。……自分で考えた企画ながら、この瞬間は憂鬱だ。
そして出た目は6! やった! 大きい目が出たよ! そして指示は、『超高音で、もののけ姫を歌う』。
昼日中から、公衆の面前で大の男が、裏声全開っすか? 俺、そーゆーの大好きですヨ。そんなわけで、僕が甲高い声で歌い始めます。羞恥心など、東京に捨てて来たわッ!
「♪はりつめた 弓の〜(以下略)」
以上、ジャイアンリサイタルでございました。……うーん、ホリコ氏、ジョイトイ氏、NOV氏に比べると、テキストが埋まらない程度のインパクトで、彼らに申し訳が立たぬ。
続いて、4巡目に突入。キクチチームの番です。出た目は3。出た指示は、『ローキック』。ここはひとつ、空手家のジョイトイ先生に蹴ってもらうことにしましょう。
キクチチームの話合いが始まります。
「これ、嫌だな」
「嫌だね」
「じゃあ、ジャンケンで」
ジャンケンホイ! ……ダミアン、敗北ッ!
美食倶楽部を詳しくご存知でない方は、さして感じるところもないでしょうが、はっきりいって、これ、大事件なんです。
ダミアンとジョイトイは、幼馴染ながらも、常にダミアンがジョイトイをいじり倒すといった関係。それを維持し続けて現在に至るのですが、そんなダミアンにジョイトイが蹴りを入れた日にゃ……くわばらくわばら。
しかし、素誤露苦のルールに逆らってよいとは、民法にも憲法にも俺の〇〇〇にも書いてありません(ネタ元、byダミアン)! やってもらいましょう! ローキック!
今日の写真が、そのときの衝撃映像です。2人の間柄を知っている人には、こいつは本当に衝撃映像だと思います。トラウマになっても、自己完結してね。
その後、興奮冷めやらぬ中、NOVチームの投擲。出た目は1。あらら。指示は、さっき僕がやったのと同じ、『ソプラノもののけ姫』。かぶっちゃった。
両者の話し合いの結果、ジョイトイが歌うことに。すると、なんぞや知らん、声が裏返ることもなく、歌詞も完璧(僕はうろ覚えにも程がありました)。みんなから、むしろ、オオッと声が上がるほど。……気を遣って、俺より下手に歌わぬとは。あとで軽く締める必要があるかもね。体育館の裏で待ち合わせようっと。
ジョイトイの凶暴なまでの情熱が生んだ2曲目のもののけ姫が終了したところで、次回に続きます。 (つづく)