素誤露苦 (第10話)

gen-19812006-06-04

 ご無沙汰してます。
 先週は試験直前にも関わらず、体調を崩してしまいまして、39℃近い熱が出て、ぶっ倒れてました。うん、危うく三途の川を渡りかけるとこだったわ!
 そんなこんなで、今日の試験には、なんとか全開にはなったものの、知識まで全開とは行かず(笑)、途中小便を垂れたくなるアクシデントにも見舞われ、散々な1日でした。
 まだ来週も試験なので、今度も素敵なハプニングが起こるように頑張りたい(そっちかよ)と思います。
 今日はあんまり話が進展しないのも寂しいので、特別に更新してみました。
 素誤露苦、中盤戦、どうぞ!



 企画もいよいよ後半戦、6巡目突入です。
 まずはキクチチーム。出た目は1。ヒャッッホー! そして与えられた指示は、3度目の登場となる『毒霧』。……またお前かよ。これにて、各チーム毒霧をコンプリートしたわけです。それでもって、各チームの相殺でもって、毒霧は執行されずと相成ったわけです。悪しからず。それにしても、よく出たなぁ、毒霧。
 続きまして、NOVさんチームの番。出た目は1。フッー! 与えられた指示は、『全員から1筆ずつ顔面に落書きをされる』。キクチならいざ知らず、これはNOVさん、ジョイトイともに、アウェイ企画か!?
 初のリバースサイコロかと沸き立つ会場。しかし、彼らには奥の手があったのです。そう、2人チームのみに与えられた究極のチャンスカード、『キチガイに刃物カード』が。ヒソヒソ話をした後で、彼らは言いました。
「ここで切り札(チャンスカード)を使います」
 彼らの持っていたチャンスカード、その内容は、『自分達に与えられた指示を、他のチームの任意の誰かにやらせることができる。その者ができない場合は、そのチームはサイコロを振り、出た目だけ戻らねばならない』。まさにキチガイに刃物……。ていうか、トップに位置する俺のチームが、たぶん狙われるじゃないか! こうなったら、俺が指名を受けきるしかない!
「おい、俺の顔面だったら、何を書いてもいいぞ! さぁ、俺を選べ! 指名しろ!」
 しかし、ジョイトイ卿が僕の性格を読めないはずもなく、
「ダメだよ、アンタ、喜んでやりそうだもん」
 グフッ! 俺の智謀は、ヤツに及ばぬこと遠かったようだ。無念。
 その後、相談の結果、NOVさんとジョイトイは、これから仕事を控えている僕チーム所属のトシさんを狙い撃ち。無論、彼の顔面に油性マジックでの落書きが許されるはずもなく……僕らはリバースサイコロを振ることに。
「安心しな。てめぇのケツぐれぇ、てめぇで拭くさ」
 そう言って、トシさんはサイコロを振りました。この人、不思議な人でしてねぇ。サイコロとかのギャンブル運、メチャクチャ強いんですよ。僕らの仲間内で開かれる賭博では、まず負け知らず。そして今回も出した目は、見事に1。うーん、天才ってのがいるんですなぁ。
 こうして被害を最小限で食い止めたところで、僕らの番。出た目は3。指示は、2度目のラッキー! 『次回、罰ゲームなしで進める』! こいつはいいね! 次回、心配もなくサイコロを振れるなんて素敵じゃん!
 僕チームが流れに乗ったところで、次回、7巡目に突入です! 今回はなかなかドラマチックでしたね。画像は、特に今回はおもしろいのがなかったので、モノマネの10連発の猪木さんを引っ張ってきました。