素誤露苦 (第11話)

gen-19812006-06-07

 みなさん、こんにちは!
 ひょんなことから、今週末の試験を受けずに済むことになったので、今日から以前のペースで更新したいと思います。いやぁ、残念だなぁ! ムヒャヒャヒャ! ……はい、やけに嬉しそうとか言わないように。
 試験のプレッシャーがないと、ブログも楽しく書けますね。楽しい=おもしろいになれば良いのですが。
 さ、今日も佳境に入った素誤露苦です。今回は、ちょっと切ない気分にさせます。泣かせますよ。安心して下さい、僕のことです。感動では泣かせませんので。



 7巡目。
 まずはキクチチームの投擲です。出た目は2。いやぁ、またも小さい目、あっざーす! さてさて、注目の指示は、『(最近、このブログにも書き込みを下さる)ゲオルグさんに(この当時、ある問題により元気がなかったので。笑)励ましのTELをする。留守電になった場合は、ミニモニの歌を吹き込む』。……来たな、これッ!
 NOVさんチームと僕チームのメンバーが、ニヤニヤしながら見守る中、キクチチームは相談。結果、キャプテンキクチがTELすることに。
「俺、ゲオルグと絡むのなんて、超久しぶりだよ。なんて言ったら、いいかわかんねぇよ! うっわー、どうなんだよ、これ?」
「まぁまぁ。今日は仕事ってことで、この企画にも不参加だから、たぶん出ないよ。気持ち良く、ミニモニの歌、吹き込んでやれって」
 困惑する敵チームのキクチにも、適確なアドバイスを送る優しい僕。敵に塩を送った上杉謙信と並び称されるほどの逸話ですね。これ、将来的に歴史の教科書に必ず載るとこなんで、アンダーライン、よろしくッ! ……はい、調子こいて、すみませんでした。
 一同が静まり返る中、キクチが僕の携帯でゲオルグさんの番号を確認しながら、自分の携帯で彼の番号をプッシュします。そして周囲に響き渡る着信音。どうせ、出やしないだろうと思っていた矢先! キクチが喋り始めたのです! そう、電話は繋がったのでした! 盛り上がってきたッ!
「あ、もしもし? ゲオルグさんだよね? 俺、キクチだけどわかる? 久しぶり……」
 キクチがしどろもどろになりながらも、通話を続けていると……ありゃ、すぐに会話終了。不審に思った僕が、すぐにキクチに訊ねます。
「なに? どうした?」
「いや、お前なんか知らねぇって、間違い電話と思われて切られた。おい、ゲン、お前、ホントに電話番号あってたのかよッ!?」
 問い詰められて、慌てて確認するも、キクチが電話した番号は、確かにゲオルグさんのもの。企画後日、僕が普通にゲオルグさんとも通話していることからも、結論は1つ!
 キクチ、中学時代の知り合いに無視される!
 悲しいですね。みなさんも、悲しいときに聴く曲でも流しながら、キクチの気持ちになってみましょう。きっと泣けます。セカチューより泣けます(古いか?)!
 何気なし、会場にセンチメンタルな空気が流れたところで、次回に続きます。今回も面白写真がないので、ものまね10連発の写真を載せておきます。
 協賛、サクライガーさんです(笑)。 (つづく)