大人のチカラ (第1話)
今日から新シリーズをお送り致します。
本来であれば、次回予告を挟むのが通例だったのですが、今回の企画はどうにも書きようがないので、いきなり突入します。
ちょっとマニアックになるんで、気にいらない方は流して読んでもらえればと思います。全5話のゆるーい話の始まり、始まり。
初夏の某日。素誤露苦で十分にシャク(当面のブログ更新用のネタ)が得られたので、ブログ企画に追われることもなく、安穏と過ごしていた僕のもとに、ジョイトイからメールが届きました。
『最近、特に何もやってないですね。今度の土曜日、何かしらイベントをやりましょう。考えておいて下さい』
えっ、俺が考えるの? まぁいいけど。
とはいえ、素誤露苦という一大イベントを終えたばかりに、またしても大きなイベントを行うのは、人員、労力等の面からして難しいと言わざるを得ません。つまるところ、僕に求められるのは、低予算、低労力で、なおかつ面白い企画。大掛かりではないけど、パンチの効いた企画ということになります。
考えすぎて、そのまま眠ってしまうこと数回。艱難辛苦の挙句(?)に、僕は思いつきました。ファミコンをやろう、と。
ファミコンと言えば、広義ではテレビゲーム全般を指しますが、ここでは狭義で捉えて下さい。80年代前半に発売され、スーパーファミコンに取って代わられるまで、一世を風靡し続けた、ファミリーコンピューターのことです。
小学校の時分、僕らは、その知識の幼稚さ、ゲームは罪悪と言わんばかりのPTAの圧力、ゲームは1日1時間との高橋名人の迷言による時間制限などなど、様々な要因により、多くのゲームを、その完結を見ずに、打ち捨てて来ざるを得ませんでした。
ですから今回、そのリベンジを果たそうと言うのです! 大人になった僕達は、いったいどこまで、当時の難解なゲームに通用するのか!? 過去の自分達を乗り越えられるか否かの運命の戦いの火蓋が、ここに切って落とされたのです!
……まぁわかりやすく言えば、いい年こいた若者が、みんなで集まって昼日中なからレトロゲームに興じようという、極めて反社会的な集まりを開くちゅーことです。
過去の自分に引導を渡すために集まってくれたのは、この面々(なお紹介文は、僕が勝手に考えたものなので、あしからず)!
忘れられないクソゲーは、『ミシシッピ殺人事件』! NOVッ!
『魔界村』を文字通り裸一貫で駆け抜ける男、ホリコッ!
やることがないので、『天地を喰らう2』のレベルを88まで上げてみた、ジョイトイ!
『燃えプロ』のやりすぎで、ホーナーはバントでホームランが打てると信じた、ゲンッ!
以上、日帰りで新潟を目指したときと、まったく同じメンツ(覚えていてくれた人は、当ブログの相当な通ですね)で、今回の企画に臨みますッ!
新潟日帰り組みVSレトロゲーム! (つづく)