さよならマーチの旅 (第20話)

gen-19812006-09-15

 今日、本屋に行き買い物をして帰ってきたときのことです。
 ほら、本屋の店員って、買った本を入れる袋の中に、裁量で広告とか入れるじゃないですか。今まで、モテなさそうと思われて、結婚紹介みたいのをジャンジャカ入れられてたのですが、まぁそこまでは、若い男には全員との推測が立つので、ギリギリ良しとしましょう。
 しかし! 今日の店員は、よりによって俺の買った本の袋の中に、アデランスのチラシを入れやがったんですよ! ワシのどこが禿げとるちゅーんじゃいッ!
 ていうか、どっちかちゅーと、店員、おめぇの頭の方が、よっぽど薄いやないかい!
 などと、せっかくの『キン肉マンⅡ世』を怒りに震えつつ読んだ次第です。
 とりあえず、あの店員は締めておきますので、みなさまは安心して『さよならマーチ』をご覧ください。
 今日は最終回へのネタ調整のため短いですが、まぁ見てやって下さい。
 何度も言うけど、暗くなってから画像は撮ってないから、今日も長浜市の風景をお楽しみ下さい。



 店の人に鼻血でおしぼりを潰した旨を謝ったのち、リースだからどうでもいいよと、恩赦を勝ち取ったところで、9時半。僕らは鰻屋を出て、ラスト・ランへ。
 車に乗った時点でも、以前として続く少量の出血。しかし、親が死のうが、槍が降ろうが、テポドンが飛んで来ようが、鼻血が止まらなかろうが、運転手は僕しかいません! それが美食倶楽部主催旅行、地獄のルール! レンタカーを借り渋った報い! かっこ良く(?)鼻にティッシュを詰め込み、いざ出撃!
 出発してすぐ、僕は言いました。
「いやぁ、まぁ、なんと言いますかね。色々と迷惑をおかけしましたが、あのまま美味しい鰻を食べて、家に帰ったんじゃ、ブログ的にオチが弱かったんでね。今の鼻血はナイス・ハプニングと解釈してもらえればと思います。おかげさまで、いいオチが書けそうですよ」
 しかし、このときは誰も知らなかったのです。これ以上のインパクトのあるオチを、あの男が巻き起こそうとは……。
 キリがいいので、今日はここでお終い! (つづく)