キクチ・クエスト (第18話)

gen-19812006-12-08

 前々から発売を楽しみにしていたゲームソフト『龍が如く2』が発売されたので、さっそく購入しました。
 土・日でしっかりとやりこみたいと思います。
 年末にかけて、僕と遊ぶ人は、かなり影響されていると思いますので、その点を踏まえて絡んでもらえればと思います。
 では本編をどうぞ。



 展望台を目指して歩き始めた僕の目に、僕の目に飛び込んできたのは、衝撃の看板! そこには、『スズメバチ注意!』の文字がッ(画像)!
 ここで豆知識ですが、スズメバチは黒いものを天敵と察知し、襲う習性があるのだそうです。
 そしてこの日の僕の格好は、遠出に際し、もちろんフォーマル(=黒のジャージ上下。前回画像参照)。こいつはちょっとやばいぜ、キクチちゃん!
 しかし、笑いのために命をかける笑い超人を束ねる美食倶楽部の会長としては、ここで引くわけにはいきません。尊敬するダチョウ倶楽部の上島先生ならば、喜び勇んで突撃するはずです。それに万一刺されたって、Mなので、オール・オッケー!
 こうして歩き始めた僕ら。ここもまた城跡みたいで、ポイント、ポイントに歴史に関する紹介文がありました。よくよくみると、新田義貞が云々と書かれています。新田義貞といえば、南北朝時代の超メジャー武将の1人。
 あっ、ここはけっこう凄いところなのかも!
 と、この日はじめて、心躍った次第ですが、各所にある文章を読み進めて行くうちに、なんだか違和感を覚えました。すると、キクチから一言。
「この太田市の隣が、足利市って言って、文字通り、足利尊氏(言うまでもないかもしれませんが、室町幕府の初代将軍です)を排出した土地なんすよ」
 彼の言葉で僕は全てを理解しました。
 ここは隣の市が、足利尊氏輩出の土地であるのをいいことに、便乗して無理やり作られた史跡なのだと。おそらくこの城跡の歴史的価値は……。まぁ良い。歴史的価値など、各個人が胸の内で自由に決めれば良いのだから。
 ああ、たまに詩的なことを書いたかと思えば、今日は泥酔状態で執筆を行っております(笑)。
 まぁ、なんだかんだ言いましたが、このスポットは景色も良かったので、この日、群馬を巡った中で、ここだけは及第点だったと言えるでしょう。言い換えれば、これから先は、また惨劇が続くわけですが(苦笑)。
 残念ながら、僕が蜂に刺されるアクシデントもなく、展望台を1周して来た僕らは、車へと戻ったのでした。 (つづく)。