ゲンVSドンキーコング(第2話)
ドンキーコングは、全6エリアに5〜6ステージが存在する横スクロールのアクションゲームです。エリアごとにボスが存在し、5〜6ステージをクリアすると、ボスが現れ、それも倒すと、次のエリアに進めます。そして計6エリアを制覇すると、ラスボスが現れ、そいつも倒すと、めでたくエンディングを向かえるわけです。
ファミコンゲームの老舗、任天堂が造っているだけに、当時のスーファミでは規格外のグラフィックの美しさを誇り、難易度も近年の誰でもクリアできるゲームとは一線を画し、理不尽ではない程度の心地よい難しさ。なおかつ操作性、アクションの痛快さなども抜群です。まぁ意味のわからない方は、ドンキーコングは大変に優れたゲームであると、ご理解下さい。
4時にゲームを開始した僕は、操作を確認しながら、最初のステージを1機も失うことなくクリア。次のステージからは、まだ操作に不慣れなせいもあってか、ちょくちょく機を失いましたが、集中さえしていれば、問題なくこなせるレベル。ゲームオーバーになることなく、最初のセーブポイントまでやって来ました。
ちなみにセーブすることにより、ゲームオーバーになっても、そこから5機の状態でやり直せるので、セーブポイントへの到達=ゲームが次のステップに進んだものと考えて下さい。
その後も機こそ失うものの、ゲームオーバーになることなく、エリア1の全ステージをクリアし、ボスも1発で撃破。ここまでの時間およそ25分。
さすがゲームセンス抜群(決して威張れたスキルではないですね)の俺。このままじゃ、晩飯までに終わるんじゃねぇの?
そんなわけで、余裕をぶっこいていた僕でしたが、事情が変わったのは、第2エリアのトロッコステージ。
ここは僕と相性が悪いらしく、何度も機を失った結果、初のゲームオーバーを迎えました。
こんなとき友人達がいれば、自分と相性の悪いステージでも、彼らの相性が良ければ、なんてことなく次のステージに進めたりするのですが、そんなことを言っていられねぇのが、単独プレイの辛ぇところよ。
僕は第1エリアのセーブポイントから、再び第2エリアのトロッコステージを目指します。このようにゲームオーバーになると、1度クリアしたステージを、再びプレイする必要にかられます。セーブポイントからすぐのステージでゲームオーバーになれば、まだいいのですが、セーブポイントからけっこう進んだところで、ゲームオーバーを喫すると、そこまでのステージを、再度やり直さなくてはならず、キツイわけですよ。
まぁ、つってもね、1度クリアしているので、進行に苦しむことはないのですが、集中力の低下などにより、凡ミスを繰り返したりしますし、何より時間をロスしているため、メンタル的に重いんですよ、この作業。ハァ、元旦に何やってんだ、俺。
僕とドンキーコングの闘いは次回へと続きます。 (つづく)