金沢奇行(第2話)
静岡市内の某洋食屋で食事を取ることにしたら僕ら。
無双祭さんが注文したステーキ丼とエビフライカレー(どちらも単品。さらには、どっちかは大盛りだった気が)を両方とも食べきれるか心配しながら、決定された金沢旅行の詳細と、その理由は以下のとおり。
旅行の日は、5月中旬とする。
GWに出かけた人達が金を使いすぎて、自宅でおとなしくしている確率が高く、混雑を避けられると踏んだのと、みんなの仕事の繁忙期から外れる見込みなので。
兼六園と東尋坊に行く。
金沢に行くなら兼六園は外せないと全員一致で決定。東尋坊は僕が強く主張して決定しました。自殺の名所、見てみたいじゃない。
温泉旅館でなく、金沢駅近郊のビジネスホテル(シングル×3室)に泊まる。
僕は個人的には温泉旅館に行きたかったのですが、宿泊場所にあまり金をかけたくないとのジョイトイ、無双祭さんの意見で決まりました。まぁ部屋がシングルだと、それはそれで気楽でいいかもね。
ゲンが車を出して、1人で運転する。
ETC割引を活用すると、高速代1000円×2+ガソリン代と破格の交通費が実現するので、多少の疲労は致し方ない。俺が鼻血覚悟でメガシャキを飲めば済むだけの話なら、甘んじて受けようじゃないか。
夜は自由行動とする。
それぞれ見たいところ行きたいところが違うので、団体行動をしていると、誰かが誰かに付き合わされる形になるため、それを避けるために夜は自由行動とする。ウヘへへ、無双祭の兄さん、これでジョイトイのイオングループ系列の店巡りに付き合わんで、夜の街に繰り出せまっせ!
と、そんなことを決めて、打ち合わせは終了し、あとは旅行の日を向かえることになったのです。
え、無双祭さんは、2人前の昼食を食べ切ったのですかって? もちろんですとも!
その報告を終えたところで、次回に続きます。 (つづく)