デッドリードライブ 〜飯田篇〜(第16話)

 キヒヒヒヒ! 『ゲンの今日も体張りMAX』をご覧の皆さん、ご無沙汰をしていたな。このブログのエース、ハルロー・オブ・ジョイトイだ。
 さて、今回は、ゲンと無双祭の飯田への旅をご覧頂いたわけだが、如何だったかな? ……ほほぉ、やはり私が企画に参加せずにつまらなかったとの声が多いようだな。まったく俺の人気と来たら、留まることを知らぬようで困ったものだ。キヒヒヒヒ!
 さて、今回はゲンの野郎が、俺の神聖な9連休の頭に、『貧乏神神社に行く』なる頭の悪そうな企画を提案してきたので、きっぱりと断ったわけだが、その裏で、私が如何に充実した休日を送ったかを紹介するべく、ここに出張って来たわけさ。せいぜい楽しんで、これからの諸君の旅の参考にしたらいい! ケーッケッケッ!
 まず7月30日(土)、ゲンと無双祭が飯田に行っていた日だな。この日、俺は近所にあるイオンに行った。そして2階にある某旅行会社で、北海道2泊3日行き(往復は飛行機)のチケットを購入したのさ。車で飯田に行く連中とは、スケールが違うだろ?
 翌日、俺は静岡駅まで電車で行き、そこからバスで静岡空港へと向かった。そして千歳に飛び、俺は巷で評判の旭山動物園に向かった。むっ、モニターの前の諸君、何を笑っている? 30才の男が単独で行ってこそ、旭山動物園の真の良さはわかるものなのだぞ。千歳〜旭山動物園は、特急で2時間半ほどもかかった。もっと近いと思っていたが、さすが北海道、でっかいどう、だ。プッ、ププププ。
 旭山動物園を堪能した俺は、もう2時間半かけて千歳へと戻った。なぜって? ホテルをあらかじめ千歳に取っていたからさ。当日に探しても宿が見つからないと困るから、あらかじめ千歳に宿を予約していたのだ。無駄な動き? フフフ、諸君にはそう見えるかもしれないが、安全第一で動いた俺の先見の明がなせる業さ。おかげでこの日は、これで終わっちまった。
 あくる日、俺は千歳から札幌に向かい、さらにそこから電車に乗り小樽へ向かった。運河やガラス細工を見た後、俺は海鮮丼か寿司を食おうと思ったのだが、どれも平均で2千円ぐらいしやがる。ここは普通に洋食を食うことにしよう。諸君、俺の経済観念の凄さには脱帽するばかりだろう?
 小樽から札幌に戻った俺は、『少年よ、大志を抱け』で有名なクラーク博士の像を見に行くことにした。適当なバスに乗ったところ、まったく別の路線で終着駅まで行っちまったが、これはご愛嬌ってもんさ。再び札幌に戻った俺は、今度こそ慎重にバスに乗り、クラーク博士像を見に行った。記念写真を撮ってもらうべく、人を選んだ挙句に声をかけた団体が、中国人の団体だったときは、さすがの俺も驚いたぜ。とりあえず札幌に戻ろう。 (つづく)