祝★10周年企画③−①

 10周年企画第3弾です。
 毎回ランキングばかりでは飽きてしまうと思ったので、今回はランキングを1度お休みして、これまで訪れた中で、僕が特にオススメする観光スポット、名付けて『俺的殿堂入り観光スポット』を紹介していこうかと思います。
 なんだそんなものかと思ったかもしれないけど、ちょっと待った(苦笑)!
 今回抽出したオススメ観光スポットは、世間や他人の評価を一切介入させず、実際に足を運んだ際に、僕自身の心に訴えかけるものがあった場所のみを紹介しています。つまり完全な独断と偏見で抽出しているわけです。
 もしも何かのはずみで、今から挙げるスポット付近に行く機会があったら、ぜひとも立ち寄ってもらい、心に訴えるものがあるか否かを試してもらえればブログ作者冥利に尽きるというもの。
 もしも心にグッとくるものがあった人は、筆者とフィーリングが合うと思いますよ。逆もまた然りですが(笑)。
 実際行ってみたものの、何が良いのかさっぱりといった苦情は受け付け兼ねることを明記した上で、俺的殿堂入り観光スポットの紹介に移りましょう。
 どうぞー。


豊川稲荷(愛知県)
 長篠の戦いが行われた古戦場に行くのがメインの企画で、「(長篠の戦いの行われた古戦場に行っても)たぶん大したものはないよなぁ。せっかく愛知まで行って、あんまり盛り上がらずに撤収になっても悪いから、とりあえず保険として、もう1カ所ぐらい、どこか行っておきますか」
 と、完全におきにいく形で選ばれた観光スポット。
 そこそこ有名な寺院だし、行ってみればまぁ話のタネになるだろうと、あまり期待はしていなかったのですが、これが良い意味で期待を裏切られました。それも大きく。
 敷地内には立派な建物が幾つもあるのですが、最大の見せ場は敷地の奥にある霊狐塚です。昼間でも木々に囲まれた薄暗い場所に、数えきれないぐらいの狐の石像がある様は、圧巻かつ幻想的です。これから幾つかスポットを挙げていきますが、どれか1つに絞るなら、ここが有力かと思うぐらい、自分の中ではオススメです。
 ちなみ紆余曲折(詳細は当時のブログをご覧下さい)を経た結果、結局、この日(その後も)長篠古戦場には行っていません。それにも関わらず、その保険で選ばれた場所が僕的殿堂入りスポットに選ばれるとは、何やら不思議な気がしますな。


高田公園新潟県
 高田城址に作られた公園です。無双祭さんと春日山城址を訪れた際、対面した武将隊の方にお勧め頂いたスポットに行くつもりが、そのスポット付近に駐車場が見つけられず、どこか車を泊められる場所はないかと、右往左往した結果、到着した場所です。
 だがそれが良かった(花の慶次風)。
 城址公園であるため、公園周囲には堀が巡らされているのですが、何が凄いって、そこ一面、蓮で覆い尽くされているのです。期せずして蓮の花も咲いていました。
 夕方に訪れたのですが、辺りが薄暗くなる中、蓮で覆われた水面に朱色の橋が架けられた様子は、まさしく絶景の一言。さらには偶然にも、公園の一角で三味線を弾いていたおっさんがおり、その音色が景色と合わさって、それがまた良くてね。……言葉で説明するのは、なかなか難しいのですけど。
 何はともあれ、『災い転じて福となす』を地で行くような出来事でした。
 この日はあいにくの曇り空で、日本海に沈む夕日(これまた絶景らしい)が見られなかったのですが、こっちの出来も素晴らしかったので、あまり悔しい気持ちはなかったですかね。
 無論、機会があれば夕日リベンジもしてみたいものです。


天竜峡の川下り(長野県)
 長野県飯田市を流れる天竜川の一部分……と言えば良いのかな?
無双祭さんの発案で同市の貧○神神社に行ったものの、けっこうグッタリさせられる結果に終わり(行ってみるまでわからないことだから、彼を責めているわけじゃないよ)、
「長野まで来て、このまま帰れるか!」
 といった彼の強い気持ちから、急遽立ち寄ったスポット。
 うだるような暑い時期に、秘境と言っても良い山の中を縫うように流れる川を、涼しい風を浴びながらボートで進むのは、最高に気持ち良かったです。
 それから少し後、静岡県内の同じ天竜川で悲しい事故が起きてしまった(詳細は当時のブログを見て下さい)ので、存続が心配されましたが、飯田市天竜峡の川下りは、未だに営業を継続されている(平成27年現在)とのこと。素晴らしい観光スポットであると、確信しておりますので、これからも安全を確保しつつ続けて行ってもらいたいと思います。
 余談ですが、天竜峡の川下りの最中に、お祈りすると金運が上がるスポットがあり、僕も多分に漏れず熱心に(笑)祈ったところ、帰宅後に買った宝くじがまさかの……ハズレ。とはいえ、あと数字が1つ合っていれば10万円が当たっていたので、ご利益はないわけではないと思います。もうちょっと賽銭をはずんでおけば良かったかな。


 今回の企画は結構長くなってしまいそうなので、次回の更新に持ち越します。