祝★10周年企画③−③
前回に引き続き、『俺的殿堂入り観光スポット』をお送りします。
⑧ 諏訪湖(長野県)
長野県にある湖です。詳細は安定のウィキペディアで(笑)。
夏は花火大会が有名で、冬は御神渡りが観測できる年もあり、季節ごとの楽しみもあれば、周辺に観光施設も充実していることから、普通に行っても十分に楽しめると思います。
とはいえ、湖事態は目の当たりにしてみれば普通の湖であり、それ以上でもそれ以下でもないというのが、正直なところ。同県の上高地のように神秘的な感じも特にはないです。ではなぜそれが『俺的殿堂入り観光スポット』なのかと言うと、そこに行き着くまでの過程が、理由の大半を占めるのですがね。
当ブログの『発狂!パワフル信濃旅!』で、静岡県浜松市の山中を抜けて飯田市に行き、そこから諏訪湖を1周して52号線に抜けて清水に帰るという企画をやったのですが、それがもう言葉では言い表せないぐらいの悪路続きかつ悪天候で、心身ともに衰弱仕切ってたどり着き、休憩したのが諏訪湖だったのです。
前述したとおり、なんてことない普通の湖だったのですが、そのときは何だか神々しく見えたんですよね。
ぜひ諏訪湖に行く際は、浜松から152号線を抜けて飯田市経由で拝んでみて下さい。たぶん神々しく見えるはず! ……と、言い切りたいところですが、大変な悪路ですので、本当に行くときは覚悟を決めて行って下さい。
⑨ 小田原城(神奈川県)
神奈川県小田原市にある城です。
戦国時代の北条氏の居城として有名ですね。その当時の小田原城は、どえらい大きさの難攻不落の城と伝わっておりますが、現在はそれほどでもありません。それでも後世に造った割には、4階建てで展示物も充実しており、天守閣からの眺望も素晴らしいと、昔のそれに倣ってか充実した造りです。
と、それだけなら、ここにノミネートしなかったのですが、それに至った理由は、併設されている各種設備が優れているから。
遊園地あり、博物館あり、公園あり、猿山(!)あり、さらにはお堀でボート漕ぎまでできて、なおかつ敷地もだだっ広くて、散策のしがいもあります。
1箇所に、ここまで観光スポットを集約させた手腕を評価して、『俺的殿堂入り観光スポット』としました。
この記事を読んで足を運んでみようと思った皆様、現在(平成27年10月)、小田原城は改装中で見学できないようなので、ご注意を。
⑩ 川越市(埼玉県)
埼玉県の南西部にある川越市です。
小江戸と言われるだけあって、情緒溢れる観光スポットが各所に点在するのですが、中でも特に僕の心を揺さぶったのは、『蔵造りの街並み』といわれる昔ながらの街並みが保存された区画。
車がガンガン横を走るので、タイムスリップをしたような気に……とは言えませんが、雰囲気のある建物に入った商店が左右に立ち並んでいるので、見て回るのが何とも楽しいのです。
ランドマークである『時の鐘』も風情があって良かったですな。
さらにさらに一画には、駄菓子屋さんが何件も軒を連ねている駄菓子屋横丁もなんて、駄菓子好きには夢みたいなスポットもあるわけですよ。これまた楽しい。
極めつけは、通り沿いで売っていた焼きおにぎり。1個200円と、おにぎりにしては高めですが、そんなことがどうでもよくなるくらい最高に美味かったです! 絶対に損はさせないから! 皆さんも川越を訪れた際は、ぜひともお試し下さい。
これだけ楽しいところがあれば、当然『俺的殿堂入り観光スポット』に選出されますよね。
道が混んでいなければ、僕の住まいから2時間ちょっとで行けるので、ぜひまた機会があれば訪れてみたいと思います。
⑪ 彦根城とその周辺(滋賀県)
滋賀県の北東部にある都市です。北東部においては、第一の都市なのだとか。
訪問当時は今なお続く『ゆるキャラブーム』の火付け役、『ひこにゃん』が爆発的人気を誇っており、国宝である彦根城に登場するというので、彦根城を見学がてら『ひこにゃん』を拝んでやろうと意気揚々と向かったわけです。
……ええ、ご存知の方もいるでしょうが、ほぼ見所がない安土城址で時間を食っている間に、ひこにゃんの登場時間は終了し、閉館前の彦根城をダッシュで見学する散々な目に遭った次第なのですが。
それでも国宝である彦根城は見ごたえがあり、入り口付近には展示物が充実した博物館あり、堀の外には商店街が軒を連ねていると、かなり充実した観光スポットなので、もっと時間に余裕を持って訪れたいスポットであったとの激しい後悔の気持ちから、『俺的殿堂入り観光スポット』に認定します。
個人的な感覚ですが、たぶん半日はいられます。
行くには静岡から片道で4〜5時間かかると思われ、なかなか行く機会が設けられそうにありませんが、もう1度行きたいと思っています。
⑫ 天橋立(京都府)
『俺的殿堂入り観光スポット』のおおとりです。最後に相応しく日本三景の1つを抽出しました。
無双祭さんに運転してもらい2人で行ったのですが、まず天橋立の西岸にある駐車場に車をおいて、天橋立を横断することに。
海に挟まれた陸地を歩く形となるので、珍しい体験との感覚はありましたが、この時点ではそこまで心を揺さぶられる感覚はなかったのですが、日本三景たる所以は、対岸にある傘松公園から眺めたときにわかりました。例の股覗きのところになるのですが、そこからの眺めは流石の日本三景でした。
復路については時間もなかったため、モーターボートで帰ったのですが、これも水面を、風を切って走る気持ち良さに加え、歩いて帰らなくてもよい安堵感(笑)が重なり最高でした。
かなり満喫した上に、静岡からは大変遠いので、もう1度行く気にはならないのですが、名が知れただけあって良い観光スポットだと思います。
以上、12カ所の『俺的殿堂入り観光スポット』を3回に分けてお送りしました。次回は10周年企画のランキングに再び戻り、満を持して『大変だった企画』をお送りしたいと思います。お楽しみに!