美食倶楽部の怪談ナイト(第4話)

 いよいよ怪宴の時間となり、淳二が壇上に現れました。出てくるなり淳二は会場の隅々まで、あますところなく、めっちゃ笑顔で手を振ってくれました。
 こんなことされたら、ファンになってしまうじゃないか(笑)!
 まずは挨拶があり、その後、いよいよ怪談が始まりました。
 怪談の内容については許可なく記すのは、法律的にも人道的にもいかがなものかと思い、当ブログでは詳細は伏せます(それが知りたくて、ここまで読んだ方、申し訳ない!)が、概要は下記のとおり。
 まずは長編の怪談が1本。次に短編の怪談。長編、中編からの軽めの下ネタ、最後に長編と言った具合でした。時間にして、およそ1時間30分程。話の内容を想像して、脳内で映像化しながら楽しんでいたのですが、いやはや、面白かったですなぁ。不思議と怖さは、あまりなかったと思います。
 怪談が終了したところで、イベント終了と思いきや、
「さ、続いて心霊写真いきましょうかねー」
 との淳二のいざないで心霊写真のコーナーへと突入。これもご想像のとおりで、プロジェクターに心霊写真を映し出し、それを淳二が解説するというもの。
 文章にすると、なんちゅーコーナーじゃと思われるでしょうが、少し前にテレビ等でよく見た感じのやつでした。ええ、一昔前のオカルト番組好きの筆者としては堪らない企画でしたね。
 こちらのコーナーは30分ぐらいで、怪談と合わせて計2時間程でイベントは終了(休憩時間なし)。アンコールとかあるのかと思っていましたが、コンサートじゃないんでなかったですね(苦笑)。
 あんまり企画が短くてもコスパが悪く感じますし、逆に長くてもイベントの性格上だれるでしょうから、ちょうど良い構成だったと思います。ツアーを開始して24年らしいので、さすがによく計算されていますね。
 イベントが終了したところで、僕らは会場外に出ました。(つづく)