2011-01-01から1年間の記事一覧

美食倶楽部グルメツアー(第5話)

車に乗り込んだところで、僕はジョイトイに今後の動きを確認します。 「で、君の望んだとおり、沼津にカレーを食いに行くことになったわけだけど、夕飯まで時間を潰さにゃならない。どっか沼津周辺で遊べそうなところは、考えておいてくれたわけ?」 僕の問…

美食倶楽部グルメツアー(第4話)

食べ尽くされた、そばの巨大椀を傍目に、僕はクジにする白紙を各人に手渡します。 各自の記入は以下のとおり。 ゲン 『浜松 ラーメン(天下一品)』 無双祭『伊豆 海鮮丼』 ホリコ『富士 牛ステーキ』 と、ここまではまぁ良かったのですが、ここでジョイトイ…

美食倶楽部グルメツアー(第3話)

ジョイトイの暗躍で、みのぶんにおいて、『家族そば』にチャレンジしなければならないような空気になってしまった僕は、無双祭さんに意見を求めてみます。 だって、昼飯からデカ盛的な物にチャレンジして、せっかく美味しいものを食べるはずの夕飯で腹がいっ…

美食倶楽部グルメツアー(第2話)

平成23年、2月11日(金)。 寒波が日本列島を覆い、全国的に大雪となったこの日の午前10時30分。僕は家を出発し、無双祭さんを迎えに行った足で、集合場所となっているホリコ宅に向かいました。 午前11時。全員が無事に集合を終えたところで、僕…

美食倶楽部グルメツアー(第1話)

元旦のドンキーコングとの凄絶な戦い(?)から、数週間後の2011年1月中旬。 無双祭さんと電話する機会があった際、2月の3連休で何かしらの企画を実施しようとの話になりました。 具体的に、どんなことをしようかまた考えて連絡を取ろうと伝えたところ…

次回予告

大雪の日本列島! 家族じゃないけど、家族そば! 沼津名物カレー! 潜入、極楽苑! 吹雪く中伊豆! 沼津、アーケード街闊歩! そして高速へ! 「それならなんだ! お前はわざわざ滋賀から帰って来たホリコに、カレーを食えって言うのか!?」 次回、新企画『…

ゲンVSドンキーコング(最終話)

第2エリアのトロッコステージで苦戦した僕でしたが、2度のゲームオーバーを向かえたのちのチャレンジで、なんとかクリアに成功。ここまで来たら、絶対にゲームオーバーになってたまるかとの気持ちで、次のセーブポイントにたどり着きました。 しかし、一息…

ゲンVSドンキーコング(第2話)

ドンキーコングは、全6エリアに5〜6ステージが存在する横スクロールのアクションゲームです。エリアごとにボスが存在し、5〜6ステージをクリアすると、ボスが現れ、それも倒すと、次のエリアに進めます。そして計6エリアを制覇すると、ラスボスが現れ…

ゲンVSドンキーコング(第1話)

平成23年、元旦。 子供の頃から、『30才を越えたら、若者じゃなくてオッサン』(私見ですので、怒らないで下さい)と思っていた僕にも、とうとうXデーがやって来ました。30才になってしまったのです。 あー、嫌だにゃぁ。 体には何の変化はなくても、…

天下分け目の関ヶ原(最終話)

メニュー表を見て、僕と無双祭さんは牛丼を、ジョイトイはたこ焼きとトーストを頼みました。 はい、モニターの前の皆さん、前回の終盤で、こんなメニューもあって良かった的なことを書いていたくせに、実際に頼んだメニューは、そのとき例として挙げたメニュ…

天下分け目の関ヶ原(第5話)

車を発進させたところで、時刻は12時。 朝早く家を出たこともあって、自然とそろそろ昼飯をみたいな話になりました。 無双祭さんから、滋賀名物の『鯖ソーメン』(だったかな? 具体的に、どんなものかも忘れてしまったので、気になる人はネット等で調べて…

天下分け目の関ヶ原(第4話)

3台の車のうち、最初に通過した2台は、たくさんの人を乗せたマイクロバスでした。勝手な想像ですが、来年の大河ドラマ縁の地として、地元のボランティアの方々が視察に来ていたのでしょう。うん、たぶん当たっているよ、この予想。 と、そこまでは良かった…

天下分け目の関ヶ原(第3話)

平成22年10月9日(土)、3連休の初日とあっては、高速道路が混むのは目に見えていたので、僕は最近では早めの出発となる朝6時に家を出ました。いやはや、学習してるね! もはや当ブログでは、説明の必要もないくらいに恒例となりましたジョイトイ宅経…

天下分け目の関ヶ原(第2話)

小谷だけをメインに観光を企画すると、大変な目に遭うんじゃないかと危惧する無双祭さんに、僕は応えました。 「小谷って、琵琶湖の東側じゃないですか。だったら、小谷を見学した後で、岐阜との県境にある関ヶ原古戦場跡を見に行くってのは、どうですかい?…

天下分け目の関ヶ原(第1話)

浜松に鰻を食いに行ったセレブ企画、『これじゃ本当の美食倶楽部』から、およそ1ヵ月半が経過した平成22年10月初旬のこと。 僕は無双祭さんに電話を入れました。10月9日から始まる3連休に、何かしらの企画をやろうとの提案のためです。 「無双祭さ…

これじゃ本当の美食倶楽部(最終話)

ジョイトイの活躍で、開店と同時に席に着けた僕らは、さっそく思い思いの品を注文します。最低金額の商品は、昼食をとった鰻屋と似た値段設定である2800円でしたが、ここは少し奮発して、僕は3300円の鰻重を選びました。 昼飯を食べた店のように、す…

これじゃ本当の美食倶楽部(第10話)

ここまでの店だったら、開店時間ちょうどの集合じゃなくして、もう少し早い時間に集合しときゃ良かったな。 僕が苦虫を噛み砕いた様な顔をしながら、列に並ぶと、間もなく無双祭さんもやって来ました。 「うわぁ、並んでいるねぇ」 「ホント、こんなことなら…

これじゃ本当の美食倶楽部(第9話)

中田島砂丘から浜松駅付近までは、そう距離はなく、10分ほどのドライブで、到着しました。停めやすかったコイン・パーキングに車を置いた僕らは、無双祭さんの案内で、件の鰻屋へと向かいました。 歩くこと、およそ5分。駅付近の繁華街の一角に、明治創業…

これじゃ本当の美食倶楽部(第8話)

フルーツパークを出たところで、時刻は午後3時。 僕らは、いよいよジョイトイが行きたいといった中田島砂丘に向かうことにしました。 しかし、僕と無双祭さんの中には、拭いきれない疑問がありました。そうです。なぜ彼は中田島砂丘に行きたがるのかと言う…

これじゃ本当の美食倶楽部(第7話)

浜松フルーツパークは、山間部に造られた文字通りフルーツを中心としたテーマパークです。大きく分けて、日本にあまりないような南国の植物・フルーツ等を紹介している西エリアと、各種フルーツの収穫体験ができる東エリアに分別されます。 僕らは、まず西エ…

これじゃ本当の美食倶楽部(第6話)

* 明けましておめでとうございます。本年も、週1ペースで細々と続けて行きたいと思いますので、よろしくお願い致します。 『うちは注文してから、30分近く待ちますぜ。それでもよろしいんですかい?』 『まともな鰻を食べるのに、それぐらいの時間がかか…